うれしいけど、少しだけ苦しい。
こんにちは。のりです。
ワールドカップ2日目。
ずっとサッカーをしてきた人なので、しばらく寝不足になりそう。笑
さて、今回の日本代表には、ピッチに立つ選手だけでなく、少し特別な形でチームに加わっている選手がいます。
南野拓実選手です。
南野選手は、今回のワールドカップに出場できません。2025年12月、所属するASモナコの試合で、左膝の前十字靱帯を断裂した影響です。
長期離脱が必要になる大きな怪我…それでも南野選手は、いまの日本代表に仲間を支える「メンター」として帯同しています。
その姿を見て、ぼくは考えました。
自分が立ちたかった舞台で、仲間の背中を押す側に回れるだろうか。
自分がうまくいっていないときに、仲間の成功を素直に喜べるだろうか。
今日は、そんな話を書いてみます。
4年前の悔しさを抱えていた
PK戦の最初のキッカーだった
2022年のカタール大会。日本代表は、ドイツ代表とスペイン代表に勝利し、 決勝トーナメントに進出しました。
ベスト8をかけたクロアチア代表との試合は、PK戦の末に敗戦。南野選手は、最初のキッカーを務め、失敗しました。PK戦は、技術だけでなく、心も試される舞台です。
その先頭に立つ役割を、南野選手は引き受けていました。
DAZNのドキュメンタリー『南野拓実|ALMOST THERE』では、カタール大会で背番号10を背負った南野選手が、あの敗戦を経て、次の大会を目指してきた時間が描かれています。

再起を誓った4年間と突然の怪我
次こそは、もっと先へ進みたい。
日本代表の一員として、世界の舞台で戦いたい。
そのために、モナコで準備を続けてきましたが、ワールドカップを目前に控えた時期に、左膝の前十字靱帯を断裂。
復帰までに長い時間がかかると言われる、サッカー選手にとって、もっとも重い怪我のひとつです。
積み上げてきたものが、一瞬で崩れる。
サッカー人生での大きな試練です。4年間目指してきた舞台に、選手として立つことはできなくなりました。
自分が立てない舞台へ行く
メンターとしての帯同
南野選手は、ワールドカップのメンバーには選ばれませんでした。
それでも森保一監督は、南野選手にメンターとして帯同してもらう考えを明言。リハビリを続けながら、チームを支える役割で、技術を教えるコーチとも、采配を振るう監督とも違います。
同じ景色を見てきた選手として、経験をチームに還元し、仲間の心を支える存在です。3月に行われたイングランド代表との試合でも、自費で現地へ足を運び、チームに寄り添っていたそうです。
代表に招集されたわけでもないのに、自分のお金と時間を使って、仲間のそばにいることを選んだ。
この事実に驚きました。
「チャレンジャーの気持ちで挑め」
ワールドカップのベースキャンプ地で、練習前にスピーチをしていました。
「チャレンジャーの気持ちで挑め」
という言葉。スピーチを聞いた選手からは、
「気が引き締まった」
「彼の分までやらないといけない」
という声も。悔しさを知っている選手の言葉だからこそ、仲間の胸に届いたのだと思います。
本来は、ユニフォームを着て、ピッチで戦うことを目指してきた舞台。いまは、仲間を送り出す側にいる。
南野選手が、どんな気持ちでチームに帯同しているのか。それは、本人にしか分かりません。ただ、自分が立てない舞台へ行き、仲間を支える側に回った。
その選択に、ぼくは心の強さを感じました。
感情は消せなくても行動は選べる
ここからは、ぼく自身の話です。
南野選手の姿を見て、考えたことを書きます。
仲間の成功がまぶしく見える日
ぼくは、コミュニティを運営しています。だから、仲間の挑戦や成功を、間近で見る機会がたくさんあります。
仕事が決まった
発信が伸びた
新しい挑戦がうまくいった
うれしいです。本当にうれしい。でも、自分が思うように進めていないときは、少し苦しくなることもあります。
「自分は、何をしているんだろう」
「自分には、何があるんだろう」
そんな気持ちになる日もあります。
仲間が持っているものを、自分は持っていない。仲間は前へ進んでいるように見えるのに、自分は同じ場所にいる。
SNSを開けば、そんな場面が目に入ります。もちろん、見えているのは、その人の人生のほんの一部分です。その人にも、見えない努力や悩みがあります。頭では、分かっています。
それでも、焦る日があります。フリーランスとして働いていると、隣の芝生は、いつも青く見えます。比較には、終わりがありません。上には上がいて、横には横がいる。
比べるたびに、自分の足元が見えなくなります。
焦りを無理に消さなくていい
これは自然なことだと思います。みんな、自分の人生に必死です。
仕事もある
家事もある
子育てもある
自分のことで、精一杯です。だから、自分にないものを持っている仲間を、 いつでも心から応援することは、かんたんではありません。
焦る気持ちを、無理に消す必要もないと思います。悔しさも、劣等感も、なかったことにはできません。
「嫉妬してはいけない」
「心から喜ばなければいけない」
と自分を責めるほど、苦しくなります。
感情は、天気のようなもの。晴れの日もあれば、雨の日もある。自分の意思では選べません。
それでも行動は選べる
ただ、感情があることと、相手の足を引っ張ることは別です。少し苦しい気持ちを抱えたままでも、相手に言葉をかけることはできます。
「おめでとう」と伝える
うまくいった報告にスタンプひとつでも反応する
いいなと思った発信をシェアする
背中を押せるときは背中を押す
困っているときはできる範囲で手を差し伸べる
そのあとで、自分は自分の課題に戻る。
派手なことは、何もいりません。小さな応援を、コツコツ積み重ねるだけです。かんたんなことではありません。
自分がうまくいっていないときに、どう振る舞えるか。そこに、その人らしさが表れます。そして不思議なことに、仲間を応援した日は、 自分も少しだけ前を向けりんですよね。
言葉は言霊。
かけた言葉は、めぐりめぐって、いつか自分のところへ帰ってきます。
まとめ:応援する側に回るのも強さ
南野選手が、どのような気持ちで仲間を支えているのか。自分が立てない舞台で、仲間を支える側に回った。
応援する側に回ることも、ひとつの強さです。
仲間の成功が、まぶしく見える日があってもいいし、その感情を抱えたままでも、自分の行動は選べます。
南野選手の言葉を借りるなら、ぼくたちも、チャレンジャーです。
それぞれの場所で、それぞれの課題に挑んでいる。だからこそ、挑んでいる仲間に、応援し合えたらいいなと思います。
皆さんも誰かのうれしい報告を見かけたら、「おめでとう」と声をかけてみませんか?
いつもと違うテーマでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
<コミュニティでの活動や運営に興味がある人向け>


うわー、めっちゃわかりますな~。同じ時期に始めた人・僕よりも後に始めた人が、突き抜けていく姿を見ると、なんとも言えない感情に襲われますね。素直に「おめでとう」と言えない自分がいるのも確か。でも、その仲間たちがチャレンジしている結果ですもんね。素直に応援!素敵な姿勢です。
わかるなー私も会社していた時期は 正直 他社との競争で負けているなーと感じる時など悔しいと思う気持ちは よく出て来ました💦その都度 その感情を無理矢理プラスに向けようとする苦い思い出がありますね😓💦