Substackで稼ぐ人の事例集
国内外の成功例から学ぶマネタイズ戦略7選
Substackで稼ぐ人の事例集|国内外の成功例から学ぶマネタイズ戦略7選
「Substackって本当に稼げるの?」
「実際どんな人が成功してるの?」
Substackで成功している人には、はっきりとした共通点があります。
海外には年収が数億円のクリエイターもいて、日本でも独自のジャンルで読者を集める書き手が増加中です。
この記事では、海外5名・国内3名の具体例を紹介しつつ、「なぜその人たちは稼げているのか」という共通点を7つに整理します。
事例を眺めるだけでなく、発信に活かすヒントが見つかる内容にしました。
数字や事例は、2026年4月時点で確認できた情報をもとにしています。
Substackは”稼げる”プラットフォーム?
最初に、全体像から。
「ごく一部の有名人だけが稼いでいる」というイメージを持つ人もいますが、実態は少し違います。
全体のマネタイズ規模
Substackの有料購読者は、全世界で500万人以上います。アクティブな読者は数千万人いるとも言われていて、巨大な市場が出来上がっています。
そして、Substackで収益を得ている書き手は5万人以上。これは「ニュースレターから稼げる人」が、もう特殊な存在ではないことを示しています。
会社員の副業から始めて、本業を超える収入を得ている人もいれば、もともと有名なジャーナリストが独立して大きく稼ぐケースもあります。
稼げる人と稼げない人の二極化
ただし、誰でも自動的に稼げるわけではありません。Substackは「稼げる人」と「稼げない人」がはっきり分かれるプラットフォームです。
理由はシンプルで、Substackには「Google検索で発見してもらう仕組み」がほぼないから。
読者を自分で連れてこないと、誰にも読まれずに終わります。
逆に言うと、読者を集める仕組みを作れた人は、他のプラットフォームよりも収益化しやすいという構造です。
日本人でもチャンスはあるのか?
「アメリカだから稼げるんでしょ?」と感じる人もいるかもしれません。
でも実は、日本でもSubstackや類似のニュースレターサービス(theLetterなど)で年収1,000万円を超える書き手がいます。
日本市場はまだ参入者が少ないので、「専門性を持った人が早く始めるほど有利」な状況です。
これから紹介する事例を見ながら、「自分はこの中のどのタイプに近いか」を考えながら読み進めてみてください。
【海外事例】Substackで成功している人5選
まずは数字のスケールが大きい海外事例から紹介します。「こんな世界もあるんだ」と思いながら読んでみてください。
1. Lenny Rachitsky氏|Lenny’s Newsletter
<ジャンル>
テック・スタートアップ・プロダクトマネジメント
Lenny氏は、世界的な民泊サービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」でグロース(事業成長)を担当していた人物です。
会社で得た知見をもとに、月額15ドル(約2,250円)のニュースレターを配信しています。
副業として2019年に始めて、わずか1年半で無料購読者4.5万人・有料購読者3,200人を達成。月額15ドル×3,200人で計算すると、月収720万円ほどになります。
成功要因は、「自分の本業の専門性をそのままコンテンツに変えた」こと。
スタートアップで悩んでいる人たちにとって、Airbnbでの実体験は何より価値ある情報です。
Lenny Rachitsky | Substack Writing • Angel investing • Advising substack.com
2. Ben Thompson氏|Stratechery
<ジャンル>
テクノロジー業界の分析
Ben氏は、Substackができる前から個人で有料ニュースレターを配信していた先駆者中の先駆者です。
週3〜4回の頻度、月額12ドル(約1,800円)で、テクノロジー業界の深い分析を届けています。
有料購読者は25万人超、年間収益は3億円超と推定されています。
成功要因は、
毎日のように新しい分析を書き続けた継続力
他では読めない独自視点
GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)やAppleの戦略分析は、業界の経営者・投資家から絶大な信頼を得ています。
3. Glenn Greenwald氏|元The Intercept創業者
<ジャンル>
政治・調査報道
Glenn氏は、政府の監視活動を暴いた報道でピューリッツァー賞を受賞した有名ジャーナリストです。
所属していた報道機関を辞めて独立し、Substackでニュースレターを配信しています。
推定年収は100万〜200万ドル(約1.5〜3億円)。
「有名ジャーナリストが大手メディアを離れても、読者からの直接サポートで生きていける」と証明した、象徴的な事例です。
成功要因は、
強烈な独自視点
既に持っていた読者基盤
新聞社時代からのファンが、独立後もそのまま購読者になりました。
4. Edwin Dorsey氏|The Bear Cave
<ジャンル>
株式投資・空売り情報
Edwin氏は、学生時代の20歳でSubstackを始めた若手の事例です。テーマは「株価が下がりそうな企業を独自に調査するレポート」。
大学4年生だった2020年に始めて、わずか数年で年収50万ドル(約7,500万円)を達成しました。
成功要因は、「ニッチで深い専門性」。
空売り(株価が下がると利益が出る投資手法)に特化した情報は、競合が少ない上に、お金を払ってでも読みたい投資家がたくさんいます。
また、開始時にTwitterのフォロワー8,000人全員にDMを送るというアナログな営業もしたそうです。
「学生でも、専門性と行動力があれば成功できる」を体現した例です。
5. Matthew Yglesias氏|Slow Boring
<ジャンル>
政治・経済政策の分析
Matthew氏は、アメリカの大手ニュースサイト「Vox(ヴォックス)」の共同創業者でした。2020年にVoxを辞めて、Substackで「Slow Boring」というニュースレターを始めます。
最初の年で、年間約140万ドル(約2億円)の収益を生み出しました。
成功要因は、
大手メディアでの実績
独立したからこそ書ける本音
会社員時代には書けなかったテーマも自由に扱えるようになり、コアなファンの支持を集めました。
【国内事例】日本人Substackクリエイター3選
ここからは日本国内の事例です。
海外ほど派手な数字は出てきませんが、「日本でも実際にやっている人がいる」ことが大事なポイントです。
1. 森哲平氏|EYE hate SNS
日本語でSubstackの可能性を発信している書き手(先駆け)の一人です。日本語環境でのSubstackの使い方や、SNSとの違いを解説しています。
ご本人いわく、日本語のSubstack環境は、カルチャーって言えるほど人がいない」状態。ですが、これは裏を返すと「今から参入する人にとってチャンスが大きい」ということでもあります。
「日本語でSubstackを発信してみたい」という人にとって、最初の参考になる存在です。
2. toiee Lab亀田氏|KAMEDEMY
亀田氏は、教育・学習をテーマにしたSubstackを運営しています。
専門性のある分野で、じっくり読みたい読者をターゲットにした配信スタイルが特徴です。
無料購読でも価値のあるコンテンツを配信し、有料購読者にはより深い学びを提供する、という二段構えの設計をしています。
3. TechSoda|技術系の日本語ニュースレター
TechSodaは、国内外のスタートアップ・AI・Web3関連の最新ニュースを毎週配信するSubstackです。
「要約 + 個人の視点」という独自スタイルで、技術に明るい読者層を集めています。
ニュースをただまとめるのではなく、「自分の目線でどう見えるか」を加えることで、他のニュースサイトとの差別化に成功しています。
日本でも増えている”ニュースレター系”の成功事例
Substackだけでなく、日本のニュースレター市場全体でも成功事例が増えています。ここを知っておくと、「日本でも稼げる」という実感がより強くなります。
theLetter利用者で年収1,000万円超の書き手が複数
theLetter(ザ・レター)は日本発のニュースレターサービスです。
運営会社の発表によると、年収1,000万円を超える書き手は、最初は1人だけだったのが、どんどん増えているそうです。
つまり、Substackに限らず、「ニュースレターで稼ぐ」というモデルは、日本でも確実に広がりを見せています。
noteからSubstackへの移行が進む流れ
最近では、noteで発信していた書き手がSubstackにも進出するケースが増えています。理由は、Substackの方が手数料が安いこと、そして読者リスト(メールアドレス)が自分の資産になるためです。
noteとSubstackは敵対関係というより、併用して使い分けるのが現代の主流になりつつあります。
日本語ニュースレター市場の伸びしろ
日本のSubstack市場は、まだまだ参入者が少ない状況です。これは見方を変えると「早く始めた人ほど有利」という意味でもあります。
英語圏では2010年代後半からニュースレター文化が盛り上がり始めました。
日本は今がちょうど黎明期(始まりの時期)で、これから市場が伸びていく可能性が高い領域です。
成功事例から見えた”稼げる人の共通点”7つ
8人の事例を分析して見えてきた、「稼げる人の共通点」を7つに整理しました。
1. 特定のニッチ領域に絞っている
「ニッチ」とは、特定の狭い領域のことです。
紹介した事例は全員、ジャンルがはっきりしていました。
「テック」
「投資」
「政治」
「教育」
など、何の専門家かが一目でわかるということです。
「広く浅く全部書く」より「狭く深く一つに絞る」方が、読者の心に刺さりやすい。100万人にちょっと読まれるより、1,000人に深く愛されるほうが、結果的に稼ぎやすいモデルです。
2. 専門知識または独自視点を持っている
ただニッチに絞るだけでは足りません。そのジャンルで「他では読めない」価値を提供できるかが勝負です。
・Lenny氏ならAirbnbでの実体験
・Edwin氏なら独自の企業調査力
・Glenn氏なら政府の監視を暴いた取材実績
「あなたから読みたい」と思わせる固有の強みが、土台になります。
3. SNSなど他の場所でも読者と接点を持っている
成功している人は、ほぼ全員がSubstack以外の場所でも発信しています。
・X(旧Twitter)
・Instagram
・YouTube
・LinkedIn
などなど。
理由は、Substackには「読者を発見してもらう仕組み」がほぼないから。他のSNSで関係を作って、Substackに連れてくる導線が必要です。
Edwin氏は始めたとき、Twitterのフォロワー8,000人全員にDMを送りました。これも立派な「他の場所での読者との接点」を活用した行動です。
4. 継続的に配信している(週1以上が多い)
成功事例の多くは、週1回以上のペースでニュースレターを配信しています。Ben氏に至っては週3〜4回。
定期的に届くことで、読者の生活の一部になります。「毎週月曜の朝に届くニュースレター」は、習慣化されやすく、解約されにくいです。
逆に、月1〜2回しか配信されないニュースレターは、読者から忘れられやすく、有料購読が長続きしません。
5. 無料記事と有料記事の使い分けが明確
成功している書き手は、「無料で読める部分」と「有料でしか読めない部分」のバランスをうまく設計しています。
たとえば、こんな使い分け。
無料:入門編・体験談・最新ニュースの簡単なまとめ
有料:深い分析・独自データ・限定インタビュー・実践ノウハウ
無料部分で「この人の文章は面白い」と感じてもらい、「もっと読みたい」と思った人だけが有料に進む流れです。
6. 読者との直接的な関係を大事にしている
Substackの強みは、読者のメールアドレスが自分の資産になることです。
多くの成功者は、コメント欄での返信や読者からの質問への対応、限定の質疑応答コーナーなど、読者との対話を大事にしています。
ファッション系のニュースレターでは、書き手が紹介した商品が1日で販売量3〜5倍になった事例もあります。
読者との信頼関係が、それだけ強い影響力を持つということです。
7. 長期視点で取り組んでいる(2〜3年以上の継続が多い)
成功事例のほとんどは、最低でも2〜3年は継続しています。3ヶ月や半年で諦めた人は、ほぼ間違いなく成功事例には含まれていません。
これは精神論ではなく、構造的な理由があります。
読者との信頼は時間をかけてしか築けません。書き手の文体や視点も、書き続ける中でしか磨かれません。
すぐに稼ぎたいという人には向きませんが、「コツコツ積み上げて、3年後に資産にしたい」という人にはピッタリのプラットフォームです。
日本人がSubstackで成功するための戦略
ここからは、日本人読者の方に向けた具体的なヒントです。海外事例を眺めるだけでなく、自分の発信に落とし込む視点を持ちましょう。
日本人ならではの強み
日本人がSubstackで戦うときの強みは、こんなところにあります。
・日本独自の文化・経験(英語圏には書ける人が少ない)
・日本語市場の競合の少なさ(早く始めた人が有利)
・海外向けに英語で書けば、ニッチ需要を独占できる(例:サブカル・伝統工芸)
「日本人だから不利」と感じる必要はなく、日本人だから書けるテーマがあると捉えるのがおすすめです。
日本語と英語、どちらで配信すべきか?
自分のターゲット読者が使う言語で書くのが正解です。
・日本のビジネスパーソン向けなら日本語
・海外のテック・投資家向けなら英語
・両方狙うならバイリンガル配信
最初は得意な言語で始めて、読者層が見えてきたら必要に応じて切り替える、という流れで十分です。
他のSNS(X・note)との使い分け
Substackは「最後の受け皿」と考えるとうまくいきます。
・X:多くの人に発見してもらう場所(短文で気軽に)
・note:検索流入で初めて読まれる場所(中長文の単発記事)
・Substack:濃いファンと深く繋がる場所(継続購読の定期便)
それぞれの役割を分けて、SubstackをSNSやnoteの延長線上に位置づけるのが、現代の発信スタイルです。
マネタイズの始め方(無料→有料の移行タイミング)
すぐに有料化するのではなく、まずは無料で読者を集めるのが鉄則です。
おすすめの目安はこちら。
・無料購読者100〜300人になるまでは無料配信に集中
・関係性ができたタイミングで有料化のスイッチを入れる
・一般的に、無料読者の1〜5%が有料に転換する
ゼロから有料化するより、まず無料で価値を届けて、信頼を得てから有料に進む方が成功率が高いです。
Substackで稼げるジャンル・ニッチ領域
成功事例を見ると、特に相性の良いジャンルが見えてきます。「自分はどのジャンルに近いか」を考える参考にしてください。
1. テック・スタートアップ・AI
最も成功例が多いジャンルです。Lenny氏やBen氏のように、業界の中の人だからこそ書ける視点が高く評価されます。
AI分野は今後も伸びるので、参入チャンスがあります。
2. 金融・投資・経済分析
お金に直結する情報は、有料購読料を払う動機が生まれやすいジャンルです。Edwin氏の成功例が示す通り、ニッチであるほど競合が少なく、専門性で勝負できます。
3. ジャーナリズム・調査報道
大手メディアでは書けない深いテーマを扱える領域です。独自取材できる人にとっては大きなチャンスがあります。
4. ファッション・ライフスタイル
意外にも、ファッションや美容の領域でSubstackは大きく伸びています。書き手が紹介した商品の販売量が3〜5倍になる事例もあり、ブランドからの注目度も高まっています。
5. 教育・自己啓発・スキル習得
「学びたい人」は常にお金を払う準備があります。語学・プログラミング・キャリア論・子育てなど、「困っている人がたくさんいるテーマ」ほど稼ぎやすい傾向があります。
6. 趣味の専門領域
ワイン、カメラ、ガジェット、登山、古着、釣りなど。ファンの熱量が高い趣味の世界は、Substackと相性抜群です。
「市場が小さい」と思える分野ほど、競合がいなくて差別化しやすいという見方もできます。
よくある質問(FAQ)
日本人で本当に稼げる?
可能です。ただし、海外の有名人レベルの収益(年収数億円)を最初から目指すのは現実的ではありません。
まずは月数万円〜10万円を目標にして、コツコツ積み上げる発想がおすすめです。日本のニュースレター市場では、年収1,000万円超の書き手も生まれています。
英語で書く必要がある?
ターゲット読者次第です。日本のビジネスパーソンや専門家向けなら、日本語で十分。
むしろ日本語環境はまだ参入者が少ないので、ライバルが少ない今がチャンスとも言えます。
どれくらいの期間で収益化できる?
人によりますが、最低でも半年〜1年は見ておくのが現実的です。
3ヶ月で結果を出そうとするより、2〜3年かけて読者との信頼関係を作る方が、結果的に大きな成功につながります。
noteよりSubstackの方が稼げる?
サブスクリプション(定期購読)に絞れば、Substackの方が手数料が安く手取りが多いです。
ただし、noteは日本語圏での新規読者発見の機能が強いので、両方使い分けるのが理想的です。
本業との両立は可能?
可能です。むしろ多くの成功事例が、本業の専門性をそのままSubstackで発信しているパターンです。Lenny氏もAirbnbでの経験を活かしました。「本業 → Substack」の流れは、とても自然な発展形です。
まとめ|成功事例の本質は”継続と専門性”
Substackで成功している人の共通点を、もう一度まとめます。
派手な数字を出している人ばかりではなく、地道に読者と関係を築いてきた人が結果を出しているプラットフォームです。
「コツコツ続けられること」を持っている人にとって、Substackはとても相性のいい場所。海外事例も日本の事例も、誰もが小さな購読者数から始めていますしね。
少しでも興味が湧いたら、まず自分の専門領域で発信を始めてみましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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