Substackの収益化のしくみを完全解説
手数料・有料化のやり方・noteとの手取り比較まで
「Substackって稼げるの?」
「note との違いは?」
と気になっている方へ。結論からお伝えします。
Substackは無料で始められて、後から有料化できるニュースレタープラットフォームです。
手数料は売上の10%とStripe決済手数料(約3〜5%)。日本のnoteよりも手取りが多くなるケースが多いのが特徴です。
この記事では、Substackの収益化のしくみを
お金の流れ
手数料
有料化のやり方
noteとの比較
有料化する前に決めておくこと
の順で解説します。
実際にSubstackを運用しながら、購読者200人まで伸ばした経験をもとに、数字シミュレーションも交えてお伝えしますね。
Substackの収益化のしくみを3行で
まずは全体像をつかみましょう。
Substackの収益化は、たった3つの要素でできています。
1. 誰でも有料ニュースレターを配信できる
Substackは無料で始められて、好きなタイミングで有料化できます。
アカウント開設や記事配信に料金はかかりません。
有料化のスイッチを入れるかどうかは、自分で選べるということです。
会社員でも主婦でも学生でも、メールアドレスがあれば誰でもニュースレターを始められます。
2. 購読者から直接、月額または年額で課金
読者は「月額」または「年額」で支払います。サブスクリプション(定額課金)モデルなので、一度購読してもらえると毎月安定した収益になります。
価格は最低5ドル/月から自由に設定できます(日本円換算で約750円〜)。
年額は最低30ドルから設定可能です。
3. 手数料を引いた残りが収益になる
支払いはStripe(ストライプ)という決済サービスを経由して、自分の銀行口座に入金されます。
ここから手数料が引かれた残りが、実際の収益になります。
イメージとしては、こんな流れです。
読者の支払い → Stripe(決済処理) → Substack(10%差し引き) → 自分の口座
それでは、もう少し細かく手数料の話に入っていきますね。
Substackの手数料は実際いくら?
Substackで稼ぐなら、手数料の構造を最初に理解しておくことが大切です。
プラットフォーム手数料|売上の10%
Substack側に支払う手数料は、売上の10%です。
これは有料購読の売上に対してのみ発生します。無料配信のままなら、何人読者がいようが料金は一切発生しません。
note有料記事(10%)と同水準ですが、note定期購読マガジンは20%なので、サブスク型コンテンツとしてはSubstackの方が手数料が安いと言えます。
Stripe決済手数料|約3〜5%(通貨・カード会社による)
決済をStripeに任せているため、Stripeの手数料も別途かかります。
目安は2.9%+$0.30/取引です。日本円のクレジットカード決済の場合、為替や決済手段で多少変動します。
つまり、合計の手数料は、
「10%(Substack) + 約3〜5%(Stripe) = 約13〜15%」
と考えておくと安全です。
カスタムドメインは$50(任意)
独自ドメイン(例: yourname.com など)を使いたい場合は、$50(約7,500円)の一回払いで設定できます。
任意なので、サブドメイン(例: yourname.substack.com)のままなら無料です。
読者が増えてブランディングを強化したくなったら検討すれば十分なので、最初は不要です。
【シミュレーション】月額500円×100人なら手取りはいくら?
具体的な数字で見てみましょう。月額500円のニュースレターを配信した場合の、人数別の手取り目安です。
100人の有料購読者がつけば、月4万円ほどの収益になる計算です。「副業として続ければ家計の支えになる」レベルですね。
ちなみに、有料化していない読者(無料購読者)はカウントされません。有料化に切り替えるかどうかが、収益化への分岐点になります。
Substackで稼げる人の特徴
「日本人でも本当に稼げるの?」という疑問にも答えておきますね。
結論、稼げる人と稼げない人がはっきり分かれるプラットフォームです。
誰でも自動的に稼げるわけではありません。
すでにSNSで読者がいる人
Substackには、Google検索や note のような「発見してもらうしくみ」がほぼありません。自分で読者を連れてくる必要があるプラットフォームです。
XやInstagram、YouTube、TikTokなどで既にファンがいる人は、その読者を有料購読に誘導しやすいので有利です。
ゼロから始める場合は、まずはXなどのSNSで発信を続けて、読者を作るところから始めるのが現実的です。
専門性・継続性のある発信ができる人
サブスクリプション型のサービスなので、「読み続けたい」と思ってもらえるテーマが必要です。
たとえば、こんな分野は相性が良いと言われています。
専門知識(投資・マーケティング・プログラミング・育児など)
業界の最新動向(AI・Web3・スタートアップなど)
独自の視点(エッセイ・書評・人生哲学など)
実体験ベースのノウハウ(副業・転職・資産運用など)
逆に、一過性の話題や誰でも書ける情報は有料化しても続きにくいです。
「広く浅く」より「狭く深く」がハマる
Substackは、ニッチで濃い読者との相性が抜群です。
「100万人にちょっと読まれる」より、「1,000人に深く愛される」方が稼ぎやすい。これがSubstackの収益モデルの本質です。
海外では、月10万円クラスの収益を出している個人クリエイターも珍しくありません。日本ではまだ参入者が少ないので、専門性を持った人が早く始めるほど有利な状況です。
Substackの有料化のやり方【スクショ付き手順】
「で、実際どうやって有料化するの?」という具体的な手順を解説します。
ステップ1|設定画面でPaymentsをONにする
Substackにログインしたら、左メニューの「Settings」に進みます。「Payments」のタブをクリックすると、「読者に購読のプレッジを許可する」というボタンが出てきます。
これをオンにすると、有料化のセットアップが始まります。
ステップ2|Stripeアカウントを連携する
決済はStripe経由なので、Stripeアカウントを作成して連携します。
このとき必要なものは、以下の3つです。
二段階認証用アプリ(Google Authenticatorなど)
身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きのもの)
入金用の銀行口座情報
Stripeの登録は本人確認(KYC)があるため、少し時間がかかります。身分証の写真撮影と銀行口座の入力は、落ち着いた時間に進めるのがおすすめです。
ちなみにStripeは世界標準の決済サービスなので、安全性は心配いりません。日本の三菱UFJ・三井住友・楽天銀行などの普通の口座でOKです。
ステップ3|月額・年額・founding memberプランを設定
Stripeの連携が終わると、価格設定の画面に進みます。
設定するのは3つです。
Monthly(月額): 最低5ドルから
Annual(年額): 最低30ドルから(月額換算2.5ドル)
Founding Member(特別プラン): 自分で価格を決める、応援目的プラン
最初は 「月額500〜1,000円、年額5,000〜10,000円」 くらいで始めるのが現実的です。後から変更できるので、悩みすぎず一旦決めて公開しましょう。
Founding Memberは、「もっと応援したい」という熱心なファン向けの上位プランです。一般的には月額の3〜10倍くらいの価格設定にする人が多いです。
ステップ4|有料記事と無料記事の使い分けを決める
Substackでは、記事ごとに公開範囲を選べます。投稿画面で選択できる主なオプションはこちら。
Everyone: 全員に公開(無料)
Free subscribers: 無料購読者にのみ公開
Paid subscribers: 有料購読者のみ
Founding members: 最上位プラン会員のみ
おすすめの使い分けは「無料記事で読者を集めて、有料記事で深い情報を届ける」というスタイルです。
たとえば、無料記事は週1〜2本でテーマ紹介や入門編、有料記事は月2〜4本で実体験ベースのノウハウや限定情報、といった配分です。
Substackとnoteの収益面を比較
「結局、Substackとnoteどっちで有料化すればいいの?」という人のために、収益面で比較していきます。
手数料率の違い(Substack 10% vs note 10〜20%)
両プラットフォームの手数料は、こんな違いがあります。
サブスク型に絞ると、Substackの方が手数料が安く、手取りが多くなります。
課金モデルの違い
決定的に違うのが、課金モデルです。
Substack: サブスクリプション型(月額・年額のみ)
note: 単発販売・マガジン・サブスク・サポートなど多様
「単発の有料記事を売りたい」なら note、「月額制で安定収益を作りたい」ならSubstack、と覚えておくとシンプルです。
実際の手取り額シミュレーション
月額500円のサブスクで100人購読されたケースで比較します。
同じ100人・同じ価格でも、月4,500円ほどの差が出ます。年間にすると54,000円。地味に大きい差です。
どちらが向いてるかの判断基準
シンプルに、こんな使い分けで考えると迷いません。
noteが向いている人
日本語圏で新規読者に発見されたい
単発記事の販売もしたい
既にnoteで読者がついている
Substackが向いている人
すでにSNSなどでファンがいる
月額制で安定した収益を作りたい
海外読者にも届けたい
両方使うのもアリです。
Substackで有料化する前に決めておくこと
さいごに、有料化する前に整理しておきたいことをお伝えします。
ここを飛ばすと、有料化しても購読者がつかなくて挫折しやすいので、急がば回れでいきましょう。
何を有料コンテンツにするか(無料との線引き)
「全部有料」にすると、新規読者が中身を見られず購読してくれません。
逆に、「全部無料に近い内容」にすると、お金を払う理由がなくなります。
おすすめの線引きはこちら。
無料: 入門編・体験談・気づき・読者との交流
有料: 具体的なノウハウ・テンプレート・数字データ・限定コンテンツ
「無料記事で価値を伝えて、有料記事でさらに深く」という設計にすると、自然に有料購読が伸びます。
価格はいくらに設定するか
最初は 月額500〜1,000円、年額5,000〜10,000円 が現実的なラインです。
最低価格はSubstack側で月額5ドル(約750円)と決まっているので、これより安くは設定できません。
価格に迷うなら、年額プランを月額の8〜10ヶ月分に設定するのが定番です(例: 月額500円なら年額4,500円〜5,000円)。年額契約は解約率が低いので、安定収益のために重要です。
いつ有料化のスイッチを入れるか(読者数の目安)
私のおすすめは「無料購読者が100〜300人になってから」です。
理由は2つあります。
一般的に、無料読者の1〜5%が有料に転換すると言われています
100人以下だと、有料化しても1〜5人にしかならず、モチベーションが続きにくい
ゼロから有料化するより、まずは無料で読者を増やして、関係性を作ってから有料化する方が成功率が高いです。
日本円・確定申告などの注意点
Substackの収益はドル建てで入ります。Stripeが自動で日本円に両替して銀行口座に振り込んでくれるので、特別な外貨口座は不要です。
ただし、年間20万円以上の利益が出たら確定申告が必要です。
(雑所得で申告)
Stripeの管理画面から収入明細をダウンロードできるので、保存しておきましょう。記事執筆のための書籍代や通信費の一部は経費にできます。
よくある質問(FAQ)
無料のままでも使い続けていい?
問題ありません。Substackは無料配信のままなら一切料金がかからないので、ブログ+メルマガとして長く使えます。
途中で有料プランをやめることはできる?
できます。有料プランを停止しても、既存の購読者には設定期間まで配信が続きます。新規の有料購読は受け付けなくなる、というイメージです。
日本の銀行口座でも入金される?
入金されます。Stripeを通じて、自動的にドルから日本円に両替されて、登録した銀行口座に振り込まれます。
価格は後から変更できる?
変更できます。ただし、既存の購読者には次回更新時から新価格が適用されます。(値上げは事前通知が必要)。
英語が苦手でも大丈夫?
最近のSubstackは日本語対応が進んでいるので、ほとんどの操作は日本語で完結します。Stripeの登録画面など一部は英語ですが、Google翻訳やDeepLで十分対応できます。
まとめ|Substackは「コツコツ続けたい人」に向いている
Substackの収益化のしくみを、もう一度まとめます。
派手に稼ぐプラットフォームではありませんが、コツコツ書き続けることが資産になるしくみが整っています。
「自分のメディアを育てたい」「読者と長く付き合いたい」と考えている人には、相性のいい場所です。
少しでも気になったら、まず無料で始めてみてください。スイッチを切り替えるタイミングは、後からゆっくり考えれば大丈夫です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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とっても分かりやすかったです^_^
これは
まさに日本語版の説明書ですね