日本のSubstack黎明期に読者を増やす”いま効く”戦略は◯◯
「早く始めたのに、後から参入した影響力ある人に抜かれてしまった…」
「Substackを始めたけど、読者が増えない…」
「いま何をやれば効果が出るんだろう?」
と絶望している方へ。
いま日本のSubstackで、読者を増やす最も効く戦略は、“引用リスタック”です。 Substack公式が「最も効果的な成長手段の一つ」と明言している方法で、地味だけど確実に効くらしい。
ぼく自身も実践し始めて、確かな手応えを感じています。
しかも、いまは日本のSubstack黎明期。
海外で先に流行ったSNSが、数年遅れて日本で本格普及するパターンは、TwitterもInstagramもnoteも全部同じ。Substackもこの流れの真っ只中にいます。
つまり、いま地道な戦略を始めた人ほど、3〜5年後のトッププレイヤーになれる可能性が高いということ。
この記事では、なぜ引用リスタックがいま効くのか、どうやって実践するのかを解説します。
日本のSubstackは、いま”黎明期”のチャンスゾーンにいる
最初に、いまのSubstackがどんな状況にあるかを整理します。これを理解すると、戦略の意味が見えてきます。
海外発のSNSが日本で遅れて流行るのは、いつものパターン
過去を振り返ると、海外発のSNSが日本で本格的に流行るまでには、数年のタイムラグがあります。
・Twitter/Instagram:海外で流行ってから数年遅れて日本で広がった
・note:Substackと似た仕組みで2014年スタート、本格普及は2018年以降
・Voicy:海外の音声配信トレンドから数年遅れて伸びた
これは「日本人が遅い」という話ではなく、新しいプラットフォームが日本に根付くには時間がかかるという、ほぼ法則のようなパターンです。
Substackは、2017年に米国でスタート。世界では月間アクティブユーザーが3,500万人を超える規模になっています。
日本でようやく動き始めたのが、2025〜2026年の今。
世界とは5年の差があります。
「みんなが使ってから動く」では遅すぎる理由
「もう少し様子を見てから始めよう」
これが、いちばん損する選択かも。
過去のSNSを見ても、早期参戦組が後のトッププレイヤーになっています。Twitterもnoteも、流行る前に始めた人たちが、いまの上位層を形成しています。
「流行ってから動く」は、参入障壁が高くなった後で始めることになります。すでに上位の発信者がポジションを固め、新規参入者の名前が埋もれていく。これがプラットフォーム成熟期に起きる現象です。
裏を返すと、いまSubstackを始めるのは、”これからのトップ層になれる時期”ということ。
いま動いた人が、3〜5年後のトッププレイヤーになる構造
これは精神論ではなく、構造的な事実です。
・Substackは「書き手同士のネットワーク」で成り立っている
・早期参戦組ほど他の早期参戦組と関係を築きやすい
・関係性が積み重なるほど、後発の人は追いつきにくくなる
つまり、いま動くと、関係性そのものが資産になっていきます。
Substackは”早期参戦”の価値が特に高いプラットフォーム
普通のプラットフォームと違って、Substackには”書き手を後押しする仕組み”が組み込まれています。
・Recommendations(おすすめ機能):書き手同士が推薦するネットワーク
・Notes(短文投稿):書き手の発見の場
・Restack(引用機能):お互いの発信を広げ合う仕組み
これらは全部、「書き手同士で読者を共有し合う仕組み」です。
つまり、Substackはゼロサムゲーム(誰かが勝てば誰かが負ける)ではなく、プラスサムゲーム(みんなで増やせるパイ)の場所。これがいま動く価値を高めています。
いま日本のSubstackで何が起きているか
ここで、リアルな状況を整理しておきます。
影響力ある発信者が次々参入し始めた
2025年から2026年にかけて、日本でも影響力ある発信者がSubstackで発信を始める動きが加速しています。
・Xで何十万人ものフォロワーを持つ人たちの参入
・既存メディアの書き手の独立移行
・ビジネス系・文化系・ライフスタイル系の発信者の参入
世界では、Lenny RachitskyやGlenn Greenwaldのような大物が、すでに大きな成果を出しています。日本でも、これから同じ流れが起きていきます。
「先に始めた人」が抜かれる現象も起きている
早く始めた人が、後から来た影響力ある発信者に抜かれる現象は、いま実際に起きています。
私自身もそれを感じる瞬間があります。何ヶ月もかけて積み上げた登録者数を、後から来た人が1週間で追い越していく。これは構造的な現象で、誰のせいでもありません。
ただ、「だから始めても意味がない」ではないんです。
でも、いまだに参入者全体は少ない
事実として、日本のSubstackの参入者は、まだまだ少ないです。
世界3,500万人に対して、日本はまだ数万人レベル。
1%にも満たない規模です。
これは裏を返すと、いま参入する人は、まだ”先頭集団”の一員ということ。影響力ある人に抜かれても、全体の母数で見れば、十分に早期参戦組です。
この”狭間の時期”こそ、地道な戦略が効く
「影響力ある人にはすぐ抜かれる、でも全体ではまだ早期」
この狭間の時期にこそ、地道な戦略が効きます。
派手なバズや、運頼みの戦略ではなく。コツコツ確実に、関係を作っていく方法こそ、いまの時期にぴったりなんです。
その答えが、引用リスタック戦略です。
いま効く戦略は「引用リスタック」だった
ここからが本題。なぜ引用リスタックなのか、データで証明します。
Substack公式が「最も効果的な成長手段」と明言
これが最も強い裏付けです。Substackの公式ブログで、こう書かれています。
本気で尊敬する人をリスタック・リプライし合うことは、ただのコミュニティ行動ではなく、最も効果的な成長手段の一つ。
出典:Substack公式「Demystifying The Feed」(2025年)
プラットフォームを運営している側が、「これが効きます」と公式に明言している。これ以上の根拠はないですよね。
「62%の購読者がNotes経由」という実例データ
具体的な数字を見ると、その効果がよくわかります。
直近500人の購読者を追跡したら、62%がNotes経由だった。最初に投稿を読んだのはわずか4%。残りの96%は、本編記事を1本も読む前に購読していた。
出典:Carrie Smith Nicholson「Substack Notes Strategy 2026」
Notes(短文+引用リスタックの場)で先に出会って、購読する。
これがいまのSubstackで起きている主流の流入経路です。
別の運用者の事例もあります。
1日約20分のNotesルーティンで、月500+の新規購読者を獲得
出典:Wes Hawkins「I Have a 3-Step Notes Routine」
Notesを主軸にした成長戦略で、1ヶ月で1,000+の新規購読者を獲得
出典:Wes Hawkins「The 3 Best Ways to Promote Your Substack」
Notesと引用リスタックを地道に続けることで、確実に伸びている実例が世界中にあります。
なぜ引用リスタックが効くのか(アルゴリズムの仕組み)
理屈の部分も押さえておきます。Substackのアルゴリズムには、こんな特性があります。
Substackのアルゴリズムは「重なり合うオーディエンス」を重視する。あなたが誰かをリスタックすると、そのアルゴリズムはあなたのコンテンツを相手のオーディエンスに見せ始める。
出典:Wes Hawkins(同上)
つまり、他の書き手をリスタックすることで、その人の読者層にも自分が表示されるようになる仕組みです。
2024年からは、フォロワー以外にもNotesが配信されるようになりました。
2024年から、Substackはフォロワー以外の人にもNotesを配信するようになった。フォロワーやサブスクライバーが反応したNotesが、ネットワーク外の人にも表示される。
出典:Pubstack Success「Substack Notes Tutorial」
自分のフォロワーだけでなく、その先の読者まで届く仕組みです。
「重なり合うオーディエンス」がカギ
ここで重要なのは、「重なり合うオーディエンス」という考え方です。
完全に同じ読者層の人をリスタックしても、相手の読者があなたを知る価値が薄い。逆に、まったく違うジャンルの人をリスタックしても、自分の読者には響かない。
「自分の読者と少し重なるけど、まだ知られていない部分のある」書き手をリスタックする。これがいちばん効きます。
引用リスタックの本質|「相手目線」で動くこと
戦略の表面をマネても効果は出ないので、本質を押さえておきましょう。
雑な引用はリスタックされにくい(これは事実)
・ただ「これいいね」と引用するだけ
・自分の発信の宣伝のために誰かを引用する
・コメント欄を埋めるためだけに引用する
こういう動きは、相手にも読者にも見抜かれます。
逆に、相手の発信を本当に理解した上で、自分の視点を加えた引用は、リスタックされやすい。
相手も「自分の発信が深く読まれている」と感じるからです。
相手目線で考える3つのポイント
引用するときに、ぼくが意識しているのはこの3つです。
1. 相手が引用された時に喜ぶか
雑なまとめ・誤解を招く要約・自分の宣伝利用は、相手を不快にします。「相手が引用してもらえてよかったと思える形か」を最初に考える。
2. 自分の読者にも価値があるか
相手のためだけに引用するのも違います。自分の読者にとっても価値ある情報や視点になっているか。両方が満たされる引用が理想です。
3. 一言じゃなく、自分の視点を加えているか
「同感です」「いい記事です」だけだと、ただの紹介。自分の経験・反論・補足・別の角度を加えることで、引用が一段深くなります。
相手の発信を理解した上で、自分の視点を加える
理解 → 引用 → 自分の視点という3段階を経た引用は、相手にもリーダーにも届きます。
理解せずに引用すると、相手が「これは違う意味なんだけどな」と感じる。理解だけで終わると、ただの紹介になる。
理解した上で、自分なりの視点を加えることで、引用が”対話”になります。
ぼくが意識している”相手目線”
私自身、引用リスタック戦略を実践し始めて、リスタックしてもらった経験もあります。そのとき意識していたのは、「相手にとって、引用される価値があるか」を最初に問うことでした。
「自分の読者にこの人を紹介したい」と本気で思える発信に出会ったとき、自分の視点を添えて引用する。売れる売れない、伸びる伸びないを忘れて、純粋に届けたい人を届ける気持ちで動く。
これが、結果的にいちばん効く戦略です。
引用リスタックの具体的なやり方【手順】
ここからは、具体的な手順です。
ステップ1|自分の発信ジャンルに近い書き手を見つける
最初は、自分のジャンルに近い書き手を5〜10人フォローします。
完全に同じテーマの人ではなく、少しずれている人も含めるのがコツです。たとえば、こんな選び方です。
・同じテーマで違う角度の人
・自分のテーマに関連する別ジャンルの人
・自分が学ばせていただいている人
・自分の読者にも紹介したいと思える人
最初は5人くらいで十分。多すぎると関係性が薄くなるので、深く関われる範囲から始めます。
ステップ2|本気で良いと思う発信を選ぶ(無理に増やさない)
毎日無理にリスタックしようとすると、雑な引用になります。
「本気で良いと思った発信だけ」を選ぶ。1日に1つでいいし、何もない日があってもいい。質を担保することが、結果的に量を支えます。
「今日は引用したいものがない」と感じる日は、無理に動かない。それも誠実な姿勢です。
ステップ3|引用に”自分の視点”を加える
引用するときは、必ず何かしらの自分の視点を添えます。
「この視点、自分はこう感じた」
「自分の経験ではこう違う」
「ここから考えると、もう一歩こうも言える」
「自分の○○の文脈で、特にこの部分が刺さった」
ただの紹介で終わらせないのが、リスタックされるかの分かれ道です。
ステップ4|引用先の書き手にも価値を渡す
引用は、相手にとっての価値にもなる必要があります。
・相手の発信を正しく理解しているか
・相手の発信が、より多くの人に届くきっかけになっているか
・相手が読んで、嬉しいと感じる形か
「自分が伸びるための道具として相手を使う」のではなく、「相手の発信を広げる手伝いをする」気持ちで動く。これが返報性(してもらったらしてあげたくなる気持ち)を生む土台です。
ステップ5|継続することで関係が積み上がる
1回の引用では、何も変わりません。3ヶ月、半年、1年と続けることで、関係性が積み上がっていきます。
そして、関係性が積み上がると、相手も自分をリスタックしてくれるようになる。これが「相互推薦のネットワーク」が生まれる仕組みです。
すぐ効果は出ません。でも、コツコツ続けた人だけが手にする資産です。
引用リスタックで効果を出す5つのコツ
実践のコツを5つにまとめました。
1. 日々の発信を観察する習慣をつける
リスタックする発信を見つけるには、日々観察する習慣が必要です。
毎日、自分のジャンルの発信者を10〜15分くらい巡回する。気になった発信は保存しておく。「観察→保存→引用」のリズムを作ります。
2. 自分のジャンルと”重なる”発信を選ぶ
完全に同じテーマでも、まったく違うテーマでもない。自分のジャンルと一部重なる発信を選ぶのが、アルゴリズム的にもいちばん効きます。
例:在宅ワーク発信者なら、フリーランス・働き方・副業ジャンル
3. 感想や補足だけでなく、別視点を加える
「同意します」「同感です」だけだと、自分の発信としての価値が薄い。別の角度・反論・補足・自分の経験を加えることで、リスタックが一段深い対話になります。
4. 数を追わず、”質”を意識する
1日10件リスタックするより、週に2〜3件、本気の引用を続けるほうが効きます。Substackのアルゴリズムも、「質の高い引用」を評価する傾向があります。
5. 自分の記事もリスタック可能(再活用)
自分の過去記事を、Notesでリスタックすることもできます。
Substackで自分の過去記事をリスタックすると、新しいフォロワーや、メールを読んでいない既存フォロワーに、過去の名作が再び届く。
出典:Wes Hawkins「How to Write Notes That Get Noticed」
引用リスタック戦略の落とし穴
戦略を間違えると、逆効果になります。注意点を整理します。
1. 雑な引用が逆効果になる理由
「引用すれば伸びる」と勘違いすると、雑な引用を量産する罠にハマります。
相手から距離を置かれるだけでなく、読者からも「またこの人、引用ばかりしてる」と思われる。長期的に信頼を失います。
2. 自己宣伝ばかりは避けるべき
引用しているように見えて、自分の記事への誘導ばかりだと、見ている人にバレます。
「あの人の引用は、いつも結局自分のリンクを貼ってる」と認識されると、信頼貯金が減っていく。引用は、まず相手・読者のためにあります。
3. Notesアルゴリズムにも”質”の評価がある
Notesアルゴリズムも”質”を評価する。スパム的な動きや表面的な引用は、長期的にリーチが下がる。
出典:Pubstack Success「The Notes algorithm explained」(同上)
短期的なテクニックより、長期的な質を意識するのがSubstackで効く動きです。
4. フォロー・フォローバック狙いは続かない
「相互フォロー」「相互リスタック」を目的にした動きは、続きません。本気で良いと思う発信を選ぶところからしか、関係は始まらりません。
5. “相手目線”を忘れた瞬間に効果が落ちる
戦略が日常になると、相手目線が薄れる瞬間が必ず訪れます。「これでアルゴリズムが効くから引用」という動きになった瞬間、質が下がります。
定期的に、「自分は本当にこの発信を良いと思って引用しているか」を自問する習慣を持つと、ぶれません。
今日からできること|小さなアクション5選
最後に、いますぐできるアクションを5つにまとめます。
1. 自分のジャンルの発信者を5人フォローする
まず5人だけ選んでみる。気軽にスタートしましょう。
2. 気に入った発信に毎日1つだけリスタック
毎日1件で十分です。継続するほうが大事。
3. リスタック時に必ず一言加える
ただのリスタックではなく、自分の視点を一言添える習慣をつけましょう。
4. 週1回、自分のNotes投稿も振り返る
自分のNotesでどれが反応良かったか振り返る。
質の改善は観察から始まります。
5. 30日続けてみる
3日で結果は出ません。30日続けることで、やっと変化の兆しが見えます。
「30日後に、自分のSubstackがどう変わっているか」の答えを、自分で確かめてみましょう。
まとめ|地味で効く、いま動く
「日本のSubstack黎明期に読者を増やす”いま効く”戦略」について、もう一度ポイントを整理します。
明日から、気になる発信者を1人でいいのでフォローしてみましょう。
いいなと思ったらリスタックして、自分の視点を一言添えてみてくださいね。
本記事の情報は2026年4月時点で確認できた内容をもとにしています。Substackの機能や仕様は更新される可能性があるため、最新の情報は各出典元でご確認ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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