Substack読者を「集める」より「育てる」
コミュニティ運営者が大事にしている5つの視点
「Substackを始めたけど、読者が増えない」
「SNS投稿ばかり増えて、なんか疲れてきた」
「頑張って発信しているのに、全然積み上がってる感じがしない」
結論から先に言います。
Substackで本当に大事なのは、「読者を集めること」ではありません。
「読者を育てること」です。
ここを勘違いすると、ずっと数字に振り回されます。フォロワー数、PV、インプレッション。もちろん大事です。ぼくも見ています。
でも、そればかり追いかけると、かなりしんどくなります。
なぜなら、SNSというのは「消費されるメディア」だからです。投稿しても流れる。また投稿する。流れる。また投稿する。終わりがありません。
しかも最近、アルゴリズムの変化もかなり激しいですよね。
昨日まで伸びていた投稿が、急に伸びなくなる。発信している人なら、みんな感じているはず。
でも、ニュースレターは違います。
積み上がります。関係性が残ります。
「この人の発信を、これからも読みたい」。
そう思ってくれる読者が、少しずつ増えていく。
ここに、Substackの本質があります。
ぼくは複数のDiscordコミュニティ運営に関わっています。自分で立ち上げた「縁紡」のオーナーをやりながら、AIらぼや明鏡、らむるなどでもコミュニティマネージャーとして活動しています。
その中で、こんなことを感じています。
「集める人」は疲弊する。「育てる人」は積み上がる。
この記事では、コミュニティ運営で大事にしている視点を、Substack運用に翻訳して共有します。中長期で見て、積み上がる考え方です。
「集める」と「育てる」は、まったく違う
多くの人は、「どうやって読者を増やすか」ばかり考えています。
バズる方法
フォロワーを増やす方法
拡散されるタイトル
アルゴリズム対策
もちろん大事です。でも、そこだけ見ていると、だんだん苦しくなります。
なぜなら、「読者」が数字になってしまうから。
すると、
「今日は何人増えた」
「今月は伸びていない」
「またインプレ落ちた」
みたいな世界に入っていきます。
数字だけを追い続けると、発信がどんどん空虚になります。
コミュニティ運営をしていると、もっと大事なものが見えてきます。それが、「1人との関係性」です。
1000人に浅く届くより、100人に深く届く方が強い。そして、深く届いた読者は、自然に紹介してくれます。
コミュニティではよく起きる話。広告を打たなくても、既存メンバーが人を連れてくる。なぜかというと、「好きだから」です。
Substackも、まったく同じなんですよね。
視点①|読者が「自分ごと化」できる記事を書く
質の高い記事を書く。これは大前提です。
でも、ここで大事なのは「質は自分ではなく読者が決める」ということ。
自分では微妙だと思った記事が、なぜか長く読まれることがあります。逆もあります。つまり、”書きたいこと”と”求められていること”はズレる。ここを観察する必要があります。
特に反応がいいのは、こんな記事です。
「まさに今悩んでいた」
「自分のことを書かれているみたい」
「言語化できなかった違和感が整理された」
読者は、情報を求めているようで、「理解される感覚」を求めています。
だから、ノウハウだけでは弱い。「この人わかってるな」と思ってもらえる記事が、長く読まれます。
ここを意識すると、読了率も継続率もかなり変わります。
視点②|”居場所感”を作る
Substackはメディアですが、本質的にはコミュニティです。
やるべきなのは、「この場所、なんか落ち着く」を作ることです。
たとえば、こんなことを意識しています。
コメントにはできるだけ返信する
同じ問題意識を繰り返し語る
世界観をブレさせない
「誰向けではないか」も明確にする
コミュニティは、「誰でも歓迎」だと逆に壊れます。文化が薄まるから。だから、「この価値観に共感する人に来てほしい」を明確にする。
その結果、空気感が育ちます。
視点③|短期数字より、LTVを見る
Substack運用で見るべきは、単発PVではなく、LTVです。
LTVとは「Life Time Value」の略で、ざっくり言うと「1人の読者と、どれだけ長く関係が続くか」を表す考え方です。
ここを見ないと、刺激的なタイトルばかりになります。でも、それでは信頼は積み上がりません。
コミュニティ運営でも同じ。短期的に人を集めるのは、そこまで難しくありませんが、問題は「半年後も残っているか」です。
ニュースレターは、長距離走なので、短期数字で判断しちゃいけません。
視点④|ニュースレターを”資産”として育てる
SNS投稿は流れますが、ニュースレターは残ります。今後AI時代が進むほど、「誰から情報を受け取りたいか」の重要性が上がるはず。
情報そのものの価値は、どんどん下がりますが、「誰の視点か」は価値になります。だからこそ、ニュースレターを資産として積み上げに必要があるんです。
今後は「リストを持っている人」が強いです。フォロワー数より、直接つながっている読者をより大切にしましょう。
視点⑤|焦らない
Substackは、短期で結果を求めると苦しくなります。むしろ、「3年育てる」くらいの感覚を持つべきです。
コミュニティも同じ。文化は、時間をかけてしか育ちません。だから、数字が伸びない時期も、コツコツ淡々と続ける。
難しいと思うかもしれませんが、結局ここです。
育ったコミュニティは強い。育った読者も強い。そして、積み上がった関係性は、簡単には壊れません。
SNSの時代だからこそ、「育てる」発想が求められています。
まとめ|「集める」より「育てる」、それが地に足のついた戦略
「Substack読者を集めるより育てる」というテーマで、コミュニティ運営者として大事にしている5つの視点を書きました。
派手な裏ワザはありませんが、これらはコミュニティ運営の世界で何度も検証されてきた、本質的な視点です。
「集める人」は疲弊する。「育てる人」は積み上がる。
数字は浮き沈みします。アルゴリズムも変わります。でも、読者との関係性は、誰にも奪えない、あなただけの資産です。
焦らず、でも止まらず。コツコツ積み上げていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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