Substackで何を書けばいいかわからない人へ|書くテーマを見つけて、ネタに困らず続ける5つの方法
「Substackを始めたけど、何を書けばいいかわからない」
「ジャンルを絞るべきか、雑記でいいのか悩む」
「数記事書いたけど、続けるネタが思いつかない」
ぼく自身も、しょっちゅう「何を書こう」で悩んでいますが、ネタが完全に尽きることはありません。
なぜか。
それは、「テーマの見つけ方」と「ネタの作り方」を、いくつかのアプローチで持っているからだと思っています。
この記事では、初心者がぶつかる「何を書けばいいかわからない」という壁を、5つの方法で突破するためのヒントを整理します。
Substack公式や海外運用者の知見+ぼくの実体験+イケハヤさんセミナーで学んだ視点を組み合わせて、全フェーズの人(これから始める/始めたばかり/数記事書いた)に届くように書いていきます。
「何を書けばいいかわからない」のは、当たり前
最初に、この悩み自体を整理しておきましょう。
全フェーズの人がぶつかる、共通の壁
「何を書けばいいかわからない」悩みには、パターンがあります。
これから始める人:テーマ未決定、自分に書けるものがあるか不安
始めたばかりの人:登録したけど、1記事目から手が止まる
数記事書いた人:書いてみたけど、続けるネタが思いつかない
これらは全部、誰もが通る道です。海外の運用者も、最初は同じ悩みを抱えています。
Substackを始めて約2年前、何を書けばいいかまったくわかりませんでした。Mediumで書いていた頃は、興味を引くものを何でも書いていたんです。でもニュースレターは違って、もっと個人的で、もっと真剣でした。
出典:Mark Wils「Don’t know how to find your niche?」
世界中の書き手が、最初は同じところでつまずいています。
「正解」を探そうとすると、書けなくなる
多くの人が陥るワナは、「書く前に正解を見つけようとする」こと。
このテーマで本当に読まれるかな?
他の人と被ってないかな?
自分にしか書けないことって何だろう?
これを考え続けていると、1文字も書けずに時間が過ぎていきます。
ニッチは出発点ではない。動くことで辿り着く目的地。自分のニッチは見つけるものではなく、十分なコンテンツを作った後にニッチがあなたを見つける。
出典:Mark Wils「Don’t know how to find your niche?」
つまり、書き始めてから、書きたいことが見えてくるんです。
戦略的じゃなくて、思いつきでいい
ぼく自身も、戦略的にネタを選んでいるわけではありません。
「あ、これ書きたいな」と思いついたものを書く。誰かのSubstackを読んで「これ自分の視点でも書けそう」と感じたら書く。質問を受けたら、それを記事にする。
そのくらいのフッ軽さで動いています。続いているのは、後ほど紹介する5つの方法を、自然と組み合わせているからです。
書くテーマを見つける5つの方法
ここから、具体的な「書くテーマの見つけ方」を5つ紹介します。一つの方法に絞らず、複数を組み合わせるのがコツです。
まず、全体像はこんな感じ。
方法①|自分の中から書きたいことを掘り起こす
最初は、自分の中から探しましょう。
<過去の経験から書く>
書くテーマを決められない人ほど、自分の経験を軽く見ています。「自分には特別なことなんてない」と思っていても、他人から見れば貴重な経験であることがほとんどです。
・仕事で経験した失敗と学び
・子育てで気づいたこと
・趣味の中で培った独自の視点
・過去の挫折とそこから立ち直った話
<偏愛・好きすぎることを書く>
好きすぎて、頭の中で勝手に考えが浮かんでしまうもの。
それが偏愛のテーマです。
どんなトピックなら、何時間でも話せて、ネタが尽きないでしょうか?自分にとっては遊びだけど、他人から見たら努力に見えるものは何でしょうか?重なりを探してください。
出典:Mark Wils「Don’t know how to find your niche?」
「これについてなら、3時間ぶっ通しで話せる」という偏愛があれば、強いテーマになります。
<専門性・スキルから書く>
仕事や副業で培ったスキルは、初心者から見れば貴重な情報です。
・看護師なら医療現場のリアル
・ITエンジニアなら技術の解説
・営業職なら対話のコツ
・主婦なら家事の効率化テクニック
「自分にとっては当たり前」のことが、他人にとっては有料級の情報だったりします。
方法②|読者目線で考える(誰の何を解決するか)
自分の中から探したら、次は読者目線で考えてみます。
<あなたが書く相手は、誰か?>
具体的な「読み手」をイメージするのがコツです。
・何歳くらいの人か
・どんな仕事をしているか
・どんな悩みを抱えているか
・普段どんな情報を探しているか
ぼくの場合は「過去の自分」をペルソナにしています。会社員で消耗していた頃の自分。脱サラを考えていた頃の自分。Substackを始めて何を書けばいいかわからなかった頃の自分。
その人に向けて書くと、何を書けばいいかが見えてきます。
<その人が抱える悩みは何か?>
人は「自分の悩みを解決してくれる情報」を求めています。
・検索でたどり着いた人は、何かを知りたい
・SNSで見かけてクリックした人は、何かに共感したい
・メルマガを開く人は、何かを学びたいか、励まされたい
読者の悩みリストを10個書き出してみてください。それぞれが、1記事のテーマになります。AIに聞いてみても良いですね。
<解決策を、あなたの言葉で書く>
悩みを見つけたら、あなたなりの解決策を書きます。
完璧な答えである必要はありません。「ぼくはこう考えている」「ぼくはこうやって乗り越えた」という、個人の視点で十分です。むしろ、その方が読まれやすい。
方法③|他の書き手から学ぶ(引用・反応・再解釈)
3つ目は、他の書き手の発信を活かす方法です。
<引用リスタックから着想を得る>
Substackには「引用リスタック」という機能があります。他の書き手のノートや記事を、自分の視点を添えて引用できる仕組みです。
リアクション(反応)コンテンツは、コンテンツが切れない最強の方法。同業者の投稿に同意する、間違いを指摘する、別の角度を提示する。それだけで1記事になる。
出典:Self Publife「Never Run Out of Content Ideas Again」
引用するときに「自分の経験ではこう違う」「この視点に加えて、別の角度もある」と書くと、それがそのまま1本の記事になります。
<「この人が言っていたこと」を起点にする>
ぼくも、よくこの方法を使います。「ある発信者の方が〇〇と言っていた」を起点に、自分の視点で深掘りする書き方です。
「ある発信者の方が”Substackはブロガー向き”と書いていた。それを読んで、自分なりに考えてみた」
「ある発信者の方が”フォロワーは無価値”と発信していた。本当にそうか、データで見てみた」
他の人の発信を、自分の言葉で再解釈する。無限にネタが作れる方法です。
<反論・別視点を提示する>
同意するだけでなく、反論や別視点も価値があります。
ただし、特定の人を攻撃するのは避けましょう。
「Aさんは〇〇と言っているが、ぼくはこう思う」ではなく、「世間では〇〇と言われがちだが、ぼくの経験ではこうだった」と一般化するのが、トラブルを避けるコツです。
方法④|全人格的に書く
4つ目は、自分自身をコンテンツにする方法です。先日開催された、イケハヤさんセミナーで学んだ視点です。
<有益投稿だけだと、Substackでは限界がある>
Xやnoteでは「役に立つ情報」が評価されやすいですが、Substackは少し違います。
Substackは「人間性」が評価される場所なんです。
<日常・偏愛・人柄をそのまま書く>
書くテーマに困ったら、自分の日常を書いてみてください。
・今日の朝食
・子どもとの会話
・趣味で見つけた小さな発見
・散歩中に考えたこと
「こんなこと書いて意味あるの?」と思うかもしれませんが、Substackではそれが価値になります。読者は「この書き手はどんな人なのか」を知りたがっているからです。
<自分自身を編集する視点>
イケハヤさんが「自分自身を編集する」と表現していたのが、印象的でした。
自分のことを客観的に見て、「ぼくのどこが他人から見て面白いんだろう?」と考える。自分の中の「書く素材」を発掘していく作業です。
自分の人生を面白く生きていれば、書くネタは自然に増えていきます。
(ぼく自身もここは難しさを感じています。笑)
方法⑤|雑記でいい、絞らないという選択
5つ目は、ジャンルを絞らないという選択肢です。
<「ニッチに絞れ」は、唯一の正解ではない>
「Substackで成功するには、ニッチに絞れ」とよく言われます。たしかに、特定のテーマに絞ったほうが、読者が集まりやすいのは事実です。
でも、それが唯一の正解ではありません。
ニッチを嫌うなら絶望しなくていい。ニュースレターの「ニッチ」は広くてもいい。Substackのディレクトリを覗くと、幅広いテーマをカバーする成功しているニュースレターがたくさん見つかる。
出典:PubStack Success「What to Write About on Substack」
読者に毎回同じ価値を届ける」という軸さえあれば、テーマは複数あっても大丈夫です。
<雑記ブログ的に、複数のテーマを書く>
イケハヤさんも、ブロガー時代を振り返って「雑記ブログ」の魅力について話していました。1人の書き手が、多様なテーマで発信する。個人雑誌のような感覚で運営する。
・ビジネスの話
・育児の話
・趣味の話
・田舎暮らしの話
・哲学の話
これを1人で書き続けると、書き手自身がコンテンツになります。読者は「この人の発信なら何でも読みたい」となる。
<「軸」を一つ持って、複数テーマを書く>
完全にバラバラだと読者が混乱しますが、一つの軸があれば大丈夫です。
ぼくの場合、軸は「コツコツと働き方を変えていく人」を応援することです。だから、Substackの話も、コミュニティの話も、育児の話も、最終的にはこの軸につながっています。
「自分は何のために発信しているのか」さえ言語化できていれば、テーマは複数あっても問題ありません。
やってはいけないこと3つ
「書くテーマの見つけ方」を整理したところで、やってはいけないことも書いておきます。これを知っているだけで、無駄な遠回りが減ります。
①稼げそうなテーマだけで選ぶ
「このテーマなら稼げそう」だけでテーマを決めると、続きません。
トレンドは消えるが、好奇心は積み重なる。お金が動いているものを追うより、本当の知的好奇心に従うほうが、キャリアの基盤として強い。
出典:Mark Wils「Don’t know how to find your niche?」
好きじゃないテーマは、3ヶ月も続きません。自分が本当に語りたいことを起点に選ぶのが、長期的には正解です。
②AIに丸投げで書く
「ChatGPTにテーマを聞いて、AIに記事を書かせる」みたいな使い方は、Substackには合いません。
イケハヤさんも「AIを使わずにコラムを書くチャレンジ」をおすすめしていました。理由は、AI時代だからこそ、人間が自分で書いた文章の価値が上がっているから。
AIを補助として使うのはOKですが、自分の声を消すような使い方だと、Substackで続けるのが難しくなります。
③他人と比べて、テーマを変え続ける
「あの人がうまくいっているから、自分もそのテーマで書こう」というのも危険です。
他人の成功パターンは、あなたには再現できないことが多い。それぞれの書き手には、それぞれの背景・経験・人格があります。
他人と比べるより、自分の中から掘り起こすのが、長く続ける鉄則です。
ネタに困らず続けるための仕組み作り
「テーマは見つかった、でも毎週何を書くか思いつかない」という人へ。
ネタに困らない仕組みを整理します。
思いついた瞬間にネタ帳へ書き留める
これは多くの書き手が実践している基本です。
アイデアが浮かんだ瞬間にキャプチャ(記録)する習慣。完璧でなくていい。「ニュースレター成長アドバイスのほとんどが間違っている理由」みたいな短いメモで十分。
出典:Wes Hawkins「My 20-Minute Content Idea System」
スマホのメモアプリで十分です。思いついたら1行だけでも書く。これを毎日続けるだけで、ネタ帳が育っていきます。
読者からのコメントや質問を活かす
記事へのコメント、SNSでの反応、直接の質問などは、最強のネタ源です。
「この質問、よく聞かれるな」と感じたら、それは1本の記事のテーマになります。読者の悩みに直接答える記事は、刺さりやすく、検索でも読まれやすいはず。
1ヶ月単位でテーマを決めて、書きながら調整する
「今月はだいたいこのテーマで書く」と決めて、書きながら微調整する。
一つから三つのテーマに絞って、実験してみる。一生のコミットメントではなく、テストランとして扱う。ニッチを選ぶのではなく、数回デートしてみるイメージで。
出典:Mark Wils「Don’t know how to find your niche?」
動きながら考えるのが、挫折しにくい方法です。
のりがSubstackを書くようになった経緯
さいごに、参考までにぼくの話を少しだけ。
戦略的じゃない、思いつきからのスタート
ぼくがSubstackで本格的に書き始めたのは、イケハヤさんがSubstack発信を再開されたタイミングでした。
最初は戦略的に「Substackについて書こう」と決めたわけではなかったですが、「これ、すぐに参入できそうな波だな」と思って、勢いで始めました。
コミュニティ運営の経験との掛け合わせ
書き始めてから気づいたのが、自分のコミュニティ運営の経験との掛け合わせでした。
ぼくは、複数のオンラインコミュニティで運営に関わっています。Substack運用とコミュニティ運営は、共通点が多いんです。
読者との関係を作る、長く続く場を育てる、心理的安全性を担保する。
「これは自分の強みが活きる領域だ」と気づいて、そこから本格的に書くようになりました。
「戦略」より「動きながら見つける」
20本以上書いてきて思うのは、最初から完璧な戦略は要らないということ。
書きながら、自分の得意なテーマが見えてくる。書きながら、読者の反応がわかる。書きながら、続けるネタの作り方も身についていく。
動くから、見えてくる。動かないと、何も見えない。
これが、Substackで続けるための、いちばん大事な姿勢です。
まとめ|書きながら、見つけていく
「Substackで何を書けばいいかわからない」という悩みについて、整理します。
「何を書けばいいかわからない」のは、当たり前です。
ぼくも、20本以上書いてきた今でも、しょっちゅう悩んでいます。戦略的に動いているわけでもありません。それでも続いているのは、動きながら見つけているから。
完璧な答えを探す前に、1記事書いてみてください。短くてもいい。テーマが定まっていなくてもいい。書いた経験そのものが、次のテーマを連れてきてくれます。
書きながら、見つけていくのが、Substackで続ける方法です。
一緒に始めませんか?
本記事の情報は2026年4月時点で確認できた内容をもとにしています。
Substackの機能や仕様は更新される可能性があるため、最新の情報は各出典元でご確認ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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