Substackの記事タイトル|開封率を上げる5つの型と、やってはいけない3つのパターン
読者からの質問に答えてみた
「Substackで記事を書いても、メールが開かれない」
「タイトルってどう付ければいいの?」
ぼく自身も、最初はタイトル付けを意識していませんでした。
30本以上のSubstack記事を書いてきて気づいたのは、タイトルが開封率を大きく左右するということ。同じ内容でも、タイトルを変えるだけで、読まれる数が2倍になることもあります。
Substack公式も、「テストした60%のケースで、元のタイトルとは別のタイトルが勝った」と発表しています。つまり、書き手が最初に思いついたタイトルが、最適とは限らないんです。
この記事では、海外運用者の知見+のりが30本以上書いてきた中で見えてきた5つの型と、やってはいけない3つのパターンを整理します。
実用ノウハウ重視で、明日から使える形でお届けします。
なぜタイトルが、こんなに大事なのか
最初に、なぜタイトルがそこまで重要なのかを整理します。
タイトルはメールの件名にもなる
Substackで記事を書くと、そのタイトルがそのまま読者のメール受信箱に届く件名になります。
つまり、タイトルが弱いと、メールを開いてもらえない。
投稿タイトルがメールの件名になる。受信箱の中で、サブヘディング(副題)もプレビューとして表示される。読者を引き込まないヘッドラインだと、開封率は確実に下がる。
出典:PubStack Success「How to Make Your Substack Posts Perform Better」
メール受信箱は、毎日たくさんの情報が流れる戦場です。0.5秒で「開くか・スルーするか」が決まる世界。
だからこそ、タイトルの良し悪しが、結果を大きく変えます。
タイトル変更で開封率2倍の事例も
具体的な事例として、海外の運用者Wes Hawkinsさんはこう書いています。
何ヶ月も開封率30%前後で停滞していた。あるとき、急いで書いた記事に、いつもと違うタイトル「5つの人気ニュースレター成長戦略を試した。1つだけ開封率を3倍にした」をつけた。結果、開封率は45%に。コメントも殺到し、購読者が友達に転送して、新規登録者まで増えた。
出典:Wes Hawkins「The Substack Bestseller Headline Formula」
タイトル一つで、開封率が15%上がった事例です。これは、内容が変わっていないのに、見せ方だけで結果が変わったということ。
Substack公式も発表
Substackには、A/Bテスト機能(複数のタイトル候補を試して、開封率が高い方を選ぶ機能)があります。Substack公式は、その結果について興味深いデータを発表しました。
60%近くのテストで、元のタイトルとは別のタイトルが上位に来た。
出典:Substack公式「New on Substack: A/B testing for headlines」
つまり、書き手が最初に思いついたタイトルが最適である確率は、半分以下だということ。タイトルは試行錯誤する価値が大きい領域なんです。
開封率を上げる5つの型
具体的なタイトルの型を5つ紹介します。ぼくが30本書いてきて、自然と使っていた型です。
型①|「数字」を入れる
数字をタイトルに入れると、具体性が一気に上がります。
<具体例>
❌ Substackで読者を増やす方法
✅ Substackで読者を増やす5つの方法
✅ 194人になるまでにやったこと
✅ 新規購読者の50%を生むRecommendations機能
数字には3つの効果があります。
具体性が出る:「方法」より「5つの方法」のほうが、何が読めるかわかる
完読の見通しが立つ:「5つだけ読めばいい」と思える
スキャンしやすい:タイトルに数字があると、目に止まりやすい
ただし、数字を入れすぎるとうるさくなるので、1つのタイトルに1つの数字が基本です。
型②|「対象読者」を明示する
「〜人へ」「〜あなたへ」と、誰に向けた記事かをタイトルに入れると、ターゲット読者が反応しやすくなります。
<具体例>
❌ Substackの始め方
✅ Substackで何を書けばいいかわからない人へ
✅ 発信プラットフォームの分散に疲れた人へ
✅ 追い抜かれて絶望してる、あなたへ
これは「自分のための記事だ」と感じてもらうための型です。読者は「自分に関係ある記事だ」と思った瞬間、クリック率が大きく上がります。
ぼくも気づけば、よくこの型を使っています。呼びかける言葉には、人を引き寄せる力があります。
型③|「ベネフィット」を明示する
その記事を読むと何が得られるかを、タイトルで先に伝える型です。
<具体例>
❌ Substackのタイトルの付け方
✅ Substackのタイトル|開封率を上げる5つの型
✅ 書くテーマを見つけて、ネタに困らず続ける方法
「開封率を上げる」「ネタに困らず続ける」のような、読者の悩みを解決するベネフィットを明示すると、クリックする動機が生まれます。
海外の運用者も、こんな実例を紹介しています。
「How to Create a Newsletter Welcome Sequence(ニュースレター歓迎メールの作り方)」を、最後に「That Converts Subscribers, Prevents Churn, and Seeds Future Sales(購読者を有料化に導き、解約を防ぎ、将来の売上の種をまく)」と追加した。結果、開封数だけでなく、保存・シェア・実装報告が劇的に増えた。
出典:Wes Hawkins「The Substack Bestseller Headline Formula」
ベネフィットを”重ねる”ことで、開封したくなる強さが倍増します。
型④|「逆張り・パンチライン」を使う
世間の常識と逆のことを言う、または強い言い切りを使う型です。
<具体例>
✅ Xフォロワー10万人より、Substack読者100人のほうが価値がある理由
✅ AIで書くほど、発信がつまらなくなる理由
✅ フォロワーは無価値になった
「え、本当?」と思わせる逆張りや、強いパンチラインは、SNS拡散にも強い型です。
ただし、諸刃の剣でもあります。
中身がタイトルに見合わないと、読者の信頼を失います。タイトルで主張したことは、本文で必ず裏付ける必要があります。
型⑤|「感情・問いかけ」で温度を出す
感情や問いかけを入れて、温度のあるタイトルにする型です。
<具体例>
✅ Substackで追い抜かれて絶望した夜
✅ Substackで、もう一度ブロガーになれるだろうか
✅ 発信者として揺れている話
これらは、書き手の内面がタイトルから滲んでいるパターンです。実用ノウハウとは違う、読み物としての魅力で読者を引き寄せます。
ぼくの経験では、問いかけ型(「〜だろうか」「〜かもしれない」)は、断定型より柔らかく、読者を巻き込みやすい印象があります。
5つの型を組み合わせる
5つの型を紹介しましたが、実際は組み合わせて使うのがコツです。
たとえば、ぼくのこの記事のタイトルを分解してみます。
Substackの記事タイトル|開封率を上げる5つの型と、やってはいけない3つのパターン
数字:「5つの型」「3つのパターン」(型①)
ベネフィット:「開封率を上げる」(型③)
対象読者:「(タイトルに悩む)人」が暗黙的に想定(型②)
3つの型が組み合わさっています。複数の型を組み合わせることで、タイトルの強度が上がるんです。
やってはいけない3つのパターン
ここから、逆に使わないほうがいいタイトルのパターンを3つ整理します。
NG①|「How to」「〜の方法」だけ
「How to」や「〜の方法」だけのタイトルは、海外データでは57%も開封率が低いことがわかっています。
「How to」で始まる件名は、57%開封率が低いという研究結果がある。受信箱は「How to」だらけ。あなたの「How to」も、その他大勢に埋もれる。
出典:Carrie Smith「The One Word Killing Your Newsletter Open Rates」
たとえば、
❌ Substackの使い方
❌ ニュースレターの書き方
❌ 読者を増やす方法
これらが弱い理由は、「ありきたり」だから。読者は毎日大量の「How to」記事を見ているので、何も感じずにスクロールされてしまうんです。
改善するには、型②(対象読者)・型③(ベネフィット)・型④(逆張り)を組み合わせます。
こんな感じです。
✅ Substackで何を書けばいいかわからない人へ(対象読者)
✅ 読者がゼロでもくじけない方法(ベネフィット)
✅ 派手な技は要らない、地味で効く戦略(逆張り)
NG②|抽象的すぎる
タイトルが抽象的だと、読者は何の記事かわからず、スルーします。
たとえば、
❌ Substackについて思うこと
❌ 最近考えていること
❌ 私の発信スタイル
これらは、書き手にとっては意味があっても、読者には何も伝わりません。
明確さは、賢さに勝る。具体性は、抽象性に勝る。感情は、中立に勝る。
出典:DigitalEase「How to Write Subject Lines People Actually Open」
改善するには、具体的な数字・キーワード・問いを入れます。
✅ Substackについて思うこと
→ Substackを始めて20本書いてわかった3つのこと✅ 最近考えていること
→ 読者ゼロから100人になるまでに考えていたこと
NG③|AIっぽい・煽りすぎ
AI(ChatGPTなど)に頼り切ったタイトルや、煽りすぎの誇張表現は、長期的に信頼を失います。
たとえば、
❌ 衝撃!Substackで爆伸びする禁断の方法
❌ 99%の人が知らないSubstackの真実
❌ あなたのSubstackが伸びない本当の理由【保存版】
これらは一見強そうですが、3つの問題があります。
AIっぽさ
見抜かれやすい
クリックベイト(釣り)に見える
中身がタイトルに見合わないと、信頼を失う
読者を子ども扱いしている感じ
賢い読者ほど、こういうタイトルを避ける
Substackは、AIに頼らない自分の言葉で書く価値が上がっているように感じています。タイトルも同じ。自分の言葉で誠実に書くのが合っています。
改善するには、強い言葉を使うのではなく、具体的な事実で勝負しましょう。
❌ 衝撃!Substackで爆伸びする禁断の方法
✅ Substackで3週間で500名突破した、地味だけど効いた5つのこと
SEO・SNS拡散を考えた、タイトルの「3つの場所」
Substackのタイトルがどこで見られるかを整理しておきます。これを知っているだけで、タイトル付けの幅が広がります。
場所①|メール受信箱(件名として)
Substackで記事を公開すると、購読者にメールとして届きます。このとき、タイトルは件名として表示される。
<ポイント>
60文字以内で簡潔に(切れて表示される可能性)
発信者名と一緒に表示されるので、信頼関係も影響する
場所②|SNS(ノート・X・Threadsなど)
タイトルは、SNSで記事を紹介するときのシェア素材にもなります。
<ポイント>
パンチライン・問いかけが拡散されやすい
具体的な数字・固有名詞が目を引く
「保存したい」と思わせる保存版感も効く
場所③|検索エンジン(Google検索)
そして、Substackの記事はGoogle検索でもヒットします。
(時間はかかりますが)
<ポイント>
検索キーワードを入れる(「Substack タイトル」など)
疑問形より、明確な答え型のほうが検索に強い
「方法」「ガイド」「完全」などのワードも検索ニーズに合う
3つの場所をバランスよく狙う
1つのタイトルで全部を完璧に狙うのは難しいですが、バランスを意識するのは大事です。
ぼくの場合の優先順位は、こんな感じ。
1. メール開封率(直接の購読者に届くため)
2. SNS拡散力(新規読者の入り口)
3. 検索流入(長期的な読者獲得)
この順番を意識しています。
A/Bテスト機能を使ってみる
A/Bテスト機能を使うと、実データでタイトルの優劣を比較できます。
A/Bテスト機能とは
Substackには、1つの記事に複数のタイトル候補を設定して、購読者の一部に異なるタイトルでメールを送り、開封率が高かったタイトルを残りの購読者に自動で送る機能があります。
購読者の5〜50%に異なるタイトルでメールを送り、最も開封率の高かったタイトルを残りの購読者に自動で送る。
出典:Grow Your Newsletter「What A/B testing means for your Substack」
使うときのコツ
A/Bテスト機能を使うときのコツは、「微妙な違い」ではなく「明確に違うアプローチ」を試すことです。
単語を1つ変えるのではなく、構造・具体性・トーンを丸ごと変える。1つは直接的、もう1つは問いかけ、というように。違うアプローチ同士で勝負させると、より有益な洞察が得られる。
出典:Grow Your Newsletter「What A/B testing means for your Substack」
たとえば、こんな組み合わせで試します。
A:Substackの記事タイトル|5つの型と3つのNG(直接型+数字)
B:Substackで開封されるタイトルの作り方(疑問解決型)
C:メールが開かれないあなたへ|タイトル改善の5つのヒント(対象読者+ベネフィット)
異なるアプローチで試すことで、自分の読者がどんなタイトルに反応するかが、データでわかるようになります。
注意点
A/Bテスト機能は、購読者200人以上から使えます(統計的に意味のある結果を出すため)。まだ200人いない場合は、機能が使えないので、手動で試行錯誤するしかありません。
Substackのタイトルテスト機能は、購読者200人以上の発信者に限られている。
出典:Substack公式「How do I test different titles for email newsletters」
まとめ|タイトルは最初の5分に時間をかける
タイトル付けのポイントを、もう一度整理します。
タイトルは、書く前の「最初の5分」にタイトルを考えると、記事全体の方向性が定まります。
「このタイトルなら、誰が、何を期待して開くか」を最初に決めると、本文も書きやすくなります。
ぼくも最初は、書き終わってからタイトルを決めていました。でも、30本書いてきて気づいたのは、先にタイトルを決める方が、結果的に良い記事が書けるということ。
今日からでも変えられる習慣です。次に記事を書くときは、5分だけタイトルに時間をかけてみてください。
本記事の情報は2026年4月時点で確認できた内容をもとにしています。
Substackの機能や仕様は更新される可能性があるため、最新の情報は各出典元でご確認ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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